こんにちは、Ichi です。皆さんお元気でしょうか。
ここ最近の僕の気分は控えめに言って最高です。
というのも、来る5月下旬に初めての一時帰国を控えているのです…!
イギリスに移住してからというもの、仕事・旅行・音楽活動・友人たちやパートナーとの時間に夢中で、気づけば2年7ヶ月ものあいだ実家に顔を見せていませんでした。

かーちゃんゴメンよ…
仲の良かった友人たちとの再会も遅くなってしまいました。
そんな自身の親不孝・友不孝を帳消しにしたいわけではないんですが、でもそんな気持ちもあってみんなへのお土産を一生懸命選び、買い集めました。
どれもこれも僕がこの2年7ヶ月の間に出会った、イギリスのいいもの・美味いものたちです。
みなさんが日本へ帰国する際のお土産選びの参考になれば嬉しいです。
お菓子
スコットランドのマル島でオーガニックビスケットを製造する Island Bakery(アイランド・ベーカリー)の主力商品の一つです。同社のショートブレッドも人気ですが、このホワイトチョコレートがコーティングされたレモン味のビスケットも非常~に美味。少しお高めですが、ちょっとしたギフトにはもってこいの逸品。オンラインストアのほか、多くの Waitrose でも購入できます。
シンプルに僕が一番好きなイギリスポテチのひとつです。Waitrose で購入可能なんですが、店舗やタイミングによって取り扱っていないことも多いマイナー商品です。個人的には大ファンで見かける度に嬉しくて買っちゃうんですが、あまり人気がないのでしょうか…。みなさんも一度試してみてください。
イギリスでは定番のフレーバー Salt & Vinegar。そんなに好きってわけでもないんですが、気分転換というか、なんだかたまに選んじゃいます。酒好きの父にイギリスのパブ気分でも味わってもらおうと購入。
Jaffa Cakes は英国おなじみのお菓子で、甘食のようなしっとりとしたビスケット、いやスポンジケーキ?の上にオレンジジャム的な、もといオレンジゼリー的なサムシングが乗り、それをチョコでコーティングしているというなんとも説明のしづらい異国感満載の一品。個包装タイプが販売されている数少ないお菓子のひとつでもあり、バラマキ土産にも適しています。
こちらも言わずと知れたイギリスおなじみのお菓子、Walker’s(ウォーカーズ)のショートブレッドです。ショートブレッドって、イギリスでは各スーパーのPB商品も含めほんと沢山の種類が売られていますよね。どれもそれぞれに美味しいんですが、同価格帯ではやはり Walker’s の味と食感が最も “正統派” という印象です。こちらも個包装タイプがあるのでバラマキ用に購入しました。
Tunnock’s は Teacakes という英国版エンゼルパイ的なお菓子が人気ですが、僕のお気に入りはこの Caramel Wafers です。昔ながらという感じのパッケージデザインもグッドなこちらのお菓子はチョココーティングされたウエハースなんですが、ワッフル層にキャラメルが挟まれていて食感がしっとりしています。密閉されているわけではないですがこちらも個包装されているので、バラマキ可能です。
食品
Castello® Creamy Blue は多くの大手スーパーのチーズセクションで見つけることのできる人気商品です。ブルーチーズとBrie(ブリーチーズ)のいいとこ取りをしたようなチーズで、クリーミーさと塩味の絶妙なバランスが特徴です。ブルーチーズが苦手でもこれは好き、という人は多いんじゃないでしょうか。
Stilton(スティルトンチーズ)は一般的に強い香りと濃厚で塩味のある味わいが特徴の「食べると変な夢を見る」とも言われる世界三大ブルーチーズの一つです。が、M&S(マークス&スペンサー)が販売するこちらの White Stilton は大きく異なります。まずブルーチーズではないので青カビによるクセはありません。しかしStilton 由来の濃厚さに、マンゴーの甘味とジンジャーの風味がバランスよく相まって、まるでチーズケーキのような食べやすさです。おやつ感覚でついつい沢山たべてしまいます。
Wensleydale(ウェンズリーデールチーズ)はあの Wallace & Gromit(ウォレスとグルミット)の主人公ウォレスが大好きなチーズで、ヨークシャーの工房で作られる歴史あるチーズです。ヨーグルトのような程良い酸味が特徴で、クランベリーやアプリコットなどのフルーツが練り込まれた商品も人気です。先に挙げた「M&S Mango & Ginger White Stilton」も、おそらくウェンズリーデールチーズを参考に作られたものでしょう。M&S ではミニバータイプが販売されており、お土産としても配りやすい逸品です。
イングリッシュブレックファストに欠かせないベイクドビーンズは、イギリスの国民食と言えるでしょう。定番 Heinz(ハインツ)の小さめ200gなら配りやすいですし、日本では見慣れない商品をみんな面白がって試してくれるでしょう。
飲料
Waitrose のオーガニックブランド、 Duchy Organic の紅茶です。個包装されたイングリッシュ・ブレックファストのティーバッグが25個入っていて、バラマキ用にも適しています。
言わずと知れた英国王室御用達ブランド Fortnum & Mason(フォートナム・アンド・メイソン)の夏季限定フレーバーのティーバッグです。品質は折り紙付き、可愛くデザインされた缶に入っていて、大切なひとへの贈り物にぴったりです。日本もこれから暑い夏を迎えるでしょうから、冷やしても美味しいこちらを家族のために選びました。
同じく Fortnum & Mason からティーバッグを2種類、普段あまり紅茶を飲まないであろう友人たちのために選びました。個包装なので少量ずつ配ることができ、またそれぞれ少しユニークな風味なので、「こんな紅茶もあるんだ」と楽しんでもらえればと思います。
調味料
Maldon(マルドン)はイギリス東部のエセックス地方に唯一の精製所を構える、英国王室御用達の塩メーカーです。200年以上に渡り継承されてきた伝統的製法によって塩分濃度の高いイギリスの海水から作られる Maldon の塩は、 まろやかな旨みとさくさく食感、そしてピラミッド型の美しい結晶が特徴です。ステーキや魚はもちろん野菜にも相性抜群で、我が家でも重宝しています。Sainsbury’s や Tesco などイギリスの多くの大手スーパーが取り扱う、料理好きには定番のアイテムです。
王室御用達ブランドであり、日本のウスターソースの原点でもある Lea & Perrins(リーペリン)ウスターシャーソース。日本で一般的なウスターソースと比べると酸味が強く甘さが控えめで、旨味をプラスする調味料としてパイやソーセージの味付け、スープの隠し味など幅広く使用されています。イギリスの調味料を試してみたいという料理好きの友人に。
Lyle’s(ライルズ)のゴールデンシロップは、世界最古のブランディングとパッケージとしてギネス世界記録にも認定されているイギリスの定番商品です。お菓子作りやポリッジ、料理の隠し味などに使用されます。最近パッケージデザインが変更されてしまったようですが、この缶入りタイプはまだオリジナルデザインが使用されているようです。こちらも料理好きの友人に。
日用品・その他
英国の陶器メーカー Burleigh(バーレイ)のお皿です。160年以上続く老舗で、熟練の職人の手で一つ一つ丁寧に作られる製品は日本を含む世界中で高い人気を誇ります。イギリス陶磁器産業の里、Stoke-on-Trent(ストーク・オン・トレント)にある工場を実際に訪れ、妻と僕の家族への贈り物に選びました。
最後はこちら、イギリス最大の老舗高級百貨店 Harrods(ハロッズ)のテディベアです。もう僕のことなんて覚えていないであろう5歳の姪のために買いました。妻と一緒に渡して、「ぬいぐるみをくれたイギリスのおっちゃんとおばちゃん」で覚えてもらう作戦であります。

大きくなったら遊びに来てくれよな…